舟を編む
辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を編んでいく
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
映画舟を編むの予告動画
映画舟を編むのストーリー(あらすじ)
舞台は1990年代の日本。
玄武書房で38年辞書一筋だった編集者の荒木公平(小林薫)が定年を迎えようとしていた。
辞書監修者でもある松本朋佑教授(加藤剛)は荒木の仕事ぶりに惚れ込んでいた。
それが故に荒木の定年退職を引き留めようとしていた。
松本『どうしても辞めるつもりですか?』
荒木『はあ…』
松本『荒木くんが居なければ私は辞書を作れません。』
荒木『申し訳ありません。実は女房の具合があまり良くなくて。定年後ぐらいはそばについててやろうかと思いまして。でも、大丈夫です。これからあの西岡が先生の手足になって…』
西岡『ちょっと待ってくださいよ!俺一人でですか?』
松本『西岡くん。”右”という言葉を説明してください。』
西岡『え?”右”って右手の右ですか?』
松本『そうです。』
西岡『いや…えーいや…えーっと…マジ難しいな…。あー…爪伸びちゃってるな、これ。あの…先生、とりあえず爪だけ切って…』
松本は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。
荒木『分かりました。定年までには何とか私に変わる人間を探してきます。』
松本『君のような編集者が他にいるとは思えません。』
荒木『いえ、必ず身命を賭して見つけてまいります。』
そして、荒木は辞書編集部のある旧館を出て、玄武書房の本館に向かった。
そして局長に『辞書づくりの出来そうな良い人間が居たら辞書編集部に回して欲しいと嘆願した。』
局長から返って来た返事は『そんな奇特な人間はどうせ仕事が出来ないやつだから、居たら誰でも連れてって良いですよ。』というものだった。
荒木と西岡(オダギリジョー)は勧誘の合間を縫って社員食堂で昼食をとっていた。
すると西岡の席の横に交際相手の三好麗美(池脇千鶴)がやって来た。
三好『ねえ、まだ誰か探してる?』
西岡『ああ。』
三好『ねえねえ、あの人。あの端の。あれ、うちの部署なんだけど、辞書っぽくない?』
そういって三好の指さした方向に一人の青年が居た。
その男は20代後半くらいの眼鏡を掛けた細身の青年で、右手に箸を持ち左手に本を持ち、おかずをこぼしながら食事をしていた。
西岡『何か、オタクっぽいな。』
三好『でしょう!?すっごい変人。大学院で言語学やってたんだって。でも営業全然向いてないからさ、辞書に連れてってよ。』
西岡『うちは保健所じゃねえんだよ。』
その男の名前は馬締光也(松田龍平)。
馬締は営業職に向いていなかった。
そもそも他人とコミュニケーションを取る能力が低かった。
それでも馬締は本、言葉が好きだった。
馬締の下宿先には図書館のように並んだ多くの本棚があり、そこに数えきれないほどの本が収められていた。
馬締は帰宅後もずっと本を読んでいた。
ある日、馬締は荒木と西岡に呼び出された。
荒木『あれか?』
西岡『ええ。』
2人が馬締を観察していると、馬締は上司に呼び出された。
上司『おい、マジメくん。ちょっと。』
馬締『はい。』
西岡『おいおい。”マジメくん”って呼ばれてましたよ。あだ名になってるってどんだけ真面目なんだよ笑』
荒木『真面目でなきゃ辞書は作れない。』
上司『昨日の書店回りどうだった?』
馬締『あ…』
上司『ダメだったの?ちゃんと決めてこいって言っただろうよ。分かった。いいよ、もう。』
遠くからその様子を眺めている西岡と荒木だったが、馬締を呼び出すことにした。
馬締は徐に自身の本名『馬締光也(まじめみつや)』が書かれた名刺を差し出した。
それを見て荒木と西岡は納得した。
西岡『あー、まじめみつや。本名だったのか。』
荒木『馬締くん。君は大学院で言語学を専攻していたみたいだね。それなら”右”という言葉を説明できるかい?』
馬締『あー…いや違う。右手、左手…。あ…西を向いた時北にあたる方…が右。あっ他にも…。保守的思想を右というなら…』
というと馬締は走って自身のデスクに向かった。
そして辞書を手に取り何かを調べだした。
その様子を見て西岡は口を開いた。
西岡『いや、あれはダメでしょ。コミュニケーション能力ゼロですよ。』
西岡の残念そうな表情とは裏腹に荒木は真剣な顔で馬締を見詰めていた。
そして、馬締は辞書編集部へと移動となった。
辞書編集部のある旧館は本館の隣だった。
辞書編集部は文字通り辞書を作る部署だった。
編集部には荒木、西岡を含めあとは編集主幹の松本教授、そして契約社員の佐々木、そして馬締を含めて5名だった。
そして辞書づくりはまず言葉集めから始まった。
辞書編集部の資料室には松本教授と編集部員達で集めた言葉が100万以上保管されていた。
そしてそれらは全て用例採集カードというものの中に収められていた。
用例採集カードには初めて知った言葉や使用例が書き込まれていた。
その頃辞書編集部では大きな企画が進められていた。
それは『大渡海』という辞書だった。
大渡海には見出し語、24万語を登録する予定だ。
そして、『大渡海』のキャッチコピーは“今を生きる辞書”だった。
現代語、略語、俗語、若者言葉などそういったものも取り入れて”今を生きる辞書”として完成させることがこの企画だった。
そして松本教授は言った。
『辞書とはその大海に浮かぶ一艘の船。人は辞書という船で海を渡り、自分の気持ちを的確に表す言葉を探します。それは唯一の言葉を見つける奇跡。誰かと繋がりたくて、広大な海を渡ろうとする人達に捧げる辞書。それが”大渡海”です。』
馬締は松本のそんな言葉に感銘を受け、自身の仕事の重要性を再認識した。
その日馬締は本屋で大量の辞書を購入し、自宅に持ち帰った。
大渡海を作るための作業工程は以下のような形だった。
1.用例採集(言葉集め)
2.カード選別・見出し語選定
3.語釈執筆
4.レイアウト
5.校正
用例採集は主に松本居順方で行われ、編集部全体では言葉の選定が行われた。
その作業は単純な作業で、その作業を長年続けて来た荒木の指の指紋は消えてしまっていた。
ある日の晩、荒木の送別会が行われた。
定年と共に妻の看病に専念する為だった。
その場では松本教授一人が落ち込んでいた。
松本『荒木くんがいなくなるということは、私にとって半身を失うようなものです…。』
その日の晩、明かりが点いているのが見えて馬締は事務所に戻った。
そこには何故か荒木がいた。
そして、荒木はずっと使用していた袖カバーを馬締に渡し、『馬締の辞書を作ってくれ』と言った。
ある日、馬締は下宿先の大家であるタケ(渡辺美佐子)に夕食を誘われた。
タケはいつも馬締のことを気にかけていた。
タケ『みっちゃん、最近顔色くらいね。何か悩みがあるでしょ?』
馬締『辞書作りは僕が思っているより遥かに厳しいです。』
タケ『じゃあやめんの?』
馬締『いえ。辞書には一生を捧げるつもりです。ただ…怖いです。辞書作りは僕一人でどうこうできるようなものではなさそうで…』
タケ『じゃあ職場の人と仲良くしないとね。』
馬締『はい。ですが僕は相手に気持ちを伝えるのが苦手で。』
タケ『私とみっちゃんはツーカーだけどさw』
馬締『タケおばあさんは特別です。10年近く下宿させてもらってますから。でも他の人は違います。僕の気持ちは…伝わりませんし。僕も他の人の気持ちが分かりません。』
タケ『えー?他の人の気持ちが分かんないなんて当たり前じゃないかぁ。分かんないからこそその人に興味を持つんだろ?分かんないからその人と話をするんだろ?辞書作りってのは言葉を使う仕事だろ?だったらその言葉使わなきゃ。もう頑張ってしゃべんなきゃ。』
馬締は黙ってタケの顔を見詰めた。
タケ『若いうちに一生の仕事を見つけて、それだけでみっちゃん幸せなんだから。後はズーンと行くだけだよ。出来るよ、みっちゃんなら。』
こうしたタケとの会話がきっかけで馬締は変わり始めようとしていた。
馬締は積極的に人に話しかけるようになっていった。
それは馬締にとっては難しいことで、いきなり上手に出来るものでもなかったが周りの人間はそんな馬締の行動を理解しようとしていた。
そして、辞書に全てを捧げることにした馬締の一日はほぼ辞書作成の為に使われた。
仕事が終わって帰宅してからも馬締の頭の中は辞書でいっぱいだった。
ある日の晩、いつものように帰宅後も仕事を続けていると外から猫の声が聞こえた。
猫を家の中に入れてやろうとベランダのドアを開けて外に出ると、そこには猫を抱えた女性が立っていた。
驚いた馬締は腰を抜かしてその場に倒れ込んでしまった。
その女性の名前は林香具矢。
馬締の下宿する大家のタケの孫娘で、老いたタケのことを心配して同居をはじめていた。
それまでは京都で板前修業をしていた。
そんな香具矢に馬締は恋をした。
出会った次の日は文字通り熱を出してしまう程恋い焦がれてしまった。
コミュニケーション能力ゼロの馬締の恋は実るのか?
完成まで数十年掛かると言われている今を生きる辞書”大渡海”は無事に完成するのか?
舞台は1990年代の日本。
玄武書房で38年辞書一筋だった編集者の荒木公平(小林薫)が定年を迎えようとしていた。
辞書監修者でもある松本朋佑教授(加藤剛)は荒木の仕事ぶりに惚れ込んでいた。
それが故に荒木の定年退職を引き留めようとしていた。
松本『どうしても辞めるつもりですか?』
荒木『はあ…』
松本『荒木くんが居なければ私は辞書を作れません。』
荒木『申し訳ありません。実は女房の具合があまり良くなくて。定年後ぐらいはそばについててやろうかと思いまして。でも、大丈夫です。これからあの西岡が先生の手足になって…』
西岡『ちょっと待ってくださいよ!俺一人でですか?』
松本『西岡くん。”右”という言葉を説明してください。』
西岡『え?”右”って右手の右ですか?』
松本『そうです。』
西岡『いや…えーいや…えーっと…マジ難しいな…。あー…爪伸びちゃってるな、これ。あの…先生、とりあえず爪だけ切って…』
松本は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべた。
荒木『分かりました。定年までには何とか私に変わる人間を探してきます。』
松本『君のような編集者が他にいるとは思えません。』
荒木『いえ、必ず身命を賭して見つけてまいります。』
そして、荒木は辞書編集部のある旧館を出て、玄武書房の本館に向かった。
そして局長に『辞書づくりの出来そうな良い人間が居たら辞書編集部に回して欲しいと嘆願した。』
局長から返って来た返事は『そんな奇特な人間はどうせ仕事が出来ないやつだから、居たら誰でも連れてって良いですよ。』というものだった。
荒木と西岡(オダギリジョー)は勧誘の合間を縫って社員食堂で昼食をとっていた。
すると西岡の席の横に交際相手の三好麗美(池脇千鶴)がやって来た。
三好『ねえ、まだ誰か探してる?』
西岡『ああ。』
三好『ねえねえ、あの人。あの端の。あれ、うちの部署なんだけど、辞書っぽくない?』
そういって三好の指さした方向に一人の青年が居た。
その男は20代後半くらいの眼鏡を掛けた細身の青年で、右手に箸を持ち左手に本を持ち、おかずをこぼしながら食事をしていた。
西岡『何か、オタクっぽいな。』
三好『でしょう!?すっごい変人。大学院で言語学やってたんだって。でも営業全然向いてないからさ、辞書に連れてってよ。』
西岡『うちは保健所じゃねえんだよ。』
その男の名前は馬締光也(松田龍平)。
馬締は営業職に向いていなかった。
そもそも他人とコミュニケーションを取る能力が低かった。
それでも馬締は本、言葉が好きだった。
馬締の下宿先には図書館のように並んだ多くの本棚があり、そこに数えきれないほどの本が収められていた。
馬締は帰宅後もずっと本を読んでいた。
ある日、馬締は荒木と西岡に呼び出された。
荒木『あれか?』
西岡『ええ。』
2人が馬締を観察していると、馬締は上司に呼び出された。
上司『おい、マジメくん。ちょっと。』
馬締『はい。』
西岡『おいおい。”マジメくん”って呼ばれてましたよ。あだ名になってるってどんだけ真面目なんだよ笑』
荒木『真面目でなきゃ辞書は作れない。』
上司『昨日の書店回りどうだった?』
馬締『あ…』
上司『ダメだったの?ちゃんと決めてこいって言っただろうよ。分かった。いいよ、もう。』
遠くからその様子を眺めている西岡と荒木だったが、馬締を呼び出すことにした。
馬締は徐に自身の本名『馬締光也(まじめみつや)』が書かれた名刺を差し出した。
それを見て荒木と西岡は納得した。
西岡『あー、まじめみつや。本名だったのか。』
荒木『馬締くん。君は大学院で言語学を専攻していたみたいだね。それなら”右”という言葉を説明できるかい?』
馬締『あー…いや違う。右手、左手…。あ…西を向いた時北にあたる方…が右。あっ他にも…。保守的思想を右というなら…』
というと馬締は走って自身のデスクに向かった。
そして辞書を手に取り何かを調べだした。
その様子を見て西岡は口を開いた。
西岡『いや、あれはダメでしょ。コミュニケーション能力ゼロですよ。』
西岡の残念そうな表情とは裏腹に荒木は真剣な顔で馬締を見詰めていた。
そして、馬締は辞書編集部へと移動となった。
辞書編集部のある旧館は本館の隣だった。
辞書編集部は文字通り辞書を作る部署だった。
編集部には荒木、西岡を含めあとは編集主幹の松本教授、そして契約社員の佐々木、そして馬締を含めて5名だった。
そして辞書づくりはまず言葉集めから始まった。
辞書編集部の資料室には松本教授と編集部員達で集めた言葉が100万以上保管されていた。
そしてそれらは全て用例採集カードというものの中に収められていた。
用例採集カードには初めて知った言葉や使用例が書き込まれていた。
その頃辞書編集部では大きな企画が進められていた。
それは『大渡海』という辞書だった。
大渡海には見出し語、24万語を登録する予定だ。
そして、『大渡海』のキャッチコピーは“今を生きる辞書”だった。
現代語、略語、俗語、若者言葉などそういったものも取り入れて”今を生きる辞書”として完成させることがこの企画だった。
そして松本教授は言った。
『辞書とはその大海に浮かぶ一艘の船。人は辞書という船で海を渡り、自分の気持ちを的確に表す言葉を探します。それは唯一の言葉を見つける奇跡。誰かと繋がりたくて、広大な海を渡ろうとする人達に捧げる辞書。それが”大渡海”です。』
馬締は松本のそんな言葉に感銘を受け、自身の仕事の重要性を再認識した。
その日馬締は本屋で大量の辞書を購入し、自宅に持ち帰った。
大渡海を作るための作業工程は以下のような形だった。
1.用例採集(言葉集め)
2.カード選別・見出し語選定
3.語釈執筆
4.レイアウト
5.校正
用例採集は主に松本居順方で行われ、編集部全体では言葉の選定が行われた。
その作業は単純な作業で、その作業を長年続けて来た荒木の指の指紋は消えてしまっていた。
ある日の晩、荒木の送別会が行われた。
定年と共に妻の看病に専念する為だった。
その場では松本教授一人が落ち込んでいた。
松本『荒木くんがいなくなるということは、私にとって半身を失うようなものです…。』
その日の晩、明かりが点いているのが見えて馬締は事務所に戻った。
そこには何故か荒木がいた。
そして、荒木はずっと使用していた袖カバーを馬締に渡し、『馬締の辞書を作ってくれ』と言った。
ある日、馬締は下宿先の大家であるタケ(渡辺美佐子)に夕食を誘われた。
タケはいつも馬締のことを気にかけていた。
タケ『みっちゃん、最近顔色くらいね。何か悩みがあるでしょ?』
馬締『辞書作りは僕が思っているより遥かに厳しいです。』
タケ『じゃあやめんの?』
馬締『いえ。辞書には一生を捧げるつもりです。ただ…怖いです。辞書作りは僕一人でどうこうできるようなものではなさそうで…』
タケ『じゃあ職場の人と仲良くしないとね。』
馬締『はい。ですが僕は相手に気持ちを伝えるのが苦手で。』
タケ『私とみっちゃんはツーカーだけどさw』
馬締『タケおばあさんは特別です。10年近く下宿させてもらってますから。でも他の人は違います。僕の気持ちは…伝わりませんし。僕も他の人の気持ちが分かりません。』
タケ『えー?他の人の気持ちが分かんないなんて当たり前じゃないかぁ。分かんないからこそその人に興味を持つんだろ?分かんないからその人と話をするんだろ?辞書作りってのは言葉を使う仕事だろ?だったらその言葉使わなきゃ。もう頑張ってしゃべんなきゃ。』
馬締は黙ってタケの顔を見詰めた。
タケ『若いうちに一生の仕事を見つけて、それだけでみっちゃん幸せなんだから。後はズーンと行くだけだよ。出来るよ、みっちゃんなら。』
こうしたタケとの会話がきっかけで馬締は変わり始めようとしていた。
馬締は積極的に人に話しかけるようになっていった。
それは馬締にとっては難しいことで、いきなり上手に出来るものでもなかったが周りの人間はそんな馬締の行動を理解しようとしていた。
そして、辞書に全てを捧げることにした馬締の一日はほぼ辞書作成の為に使われた。
仕事が終わって帰宅してからも馬締の頭の中は辞書でいっぱいだった。
ある日の晩、いつものように帰宅後も仕事を続けていると外から猫の声が聞こえた。
猫を家の中に入れてやろうとベランダのドアを開けて外に出ると、そこには猫を抱えた女性が立っていた。
驚いた馬締は腰を抜かしてその場に倒れ込んでしまった。
その女性の名前は林香具矢。
馬締の下宿する大家のタケの孫娘で、老いたタケのことを心配して同居をはじめていた。
それまでは京都で板前修業をしていた。
そんな香具矢に馬締は恋をした。
出会った次の日は文字通り熱を出してしまう程恋い焦がれてしまった。
コミュニケーション能力ゼロの馬締の恋は実るのか?
完成まで数十年掛かると言われている今を生きる辞書”大渡海”は無事に完成するのか?
映画舟を編むを見た感想・レビュー
この映画『舟を編む』も超おすすめ映画なので紹介します!
もともとは女性向けファッション誌のCLASSY.にて連載されていた小説だったのですが、その連載が話題となり単行本から映画、そしてアニメになりました。
アニメ版が放送された際もちょっとして話題になっていたのですが、それが気になってようやく映画の方を見ました!
正直原作もアニメの方も見たことはないのですが、映画版は最高でした٩(๑`^´๑)۶
“辞書”というものは普段全く馴染みのないものではあるのですが、辞書作りの裏側みたいなのを見れて面白かったです(*^^*)
何よりもこの映画の見所は作中に出てくる美しい言葉の数々だと思います。
普段何気なく使っている言葉でも、実は使い方を間違っていたりとか、違う意味があるんだと再認識させられ、“言葉”というものをもっと大切にしないといけないと改めて考えさせられました(´・ω・`)
あとはキャストさん達の演技がすごく良かったです!
特に今作の中心人物というか、主人公の馬締光也を演じた松田龍平さんの演技がマジでずば抜けてました!
馬締はコミュニケーション能力が低い、いわゆるちょっと”変わった人”という感じの人物なのですが、実は不器用で自分の気持を表現するのが苦手というだけで決して悪い人間ではありません。
そんな癖のある役を松田龍平さんが完璧に演じたということもあり、すぐに感情移入する事もできたし、この映画の世界観に引き込まれました。
そして、この映画を通して劇中で使われる音、BGMの大事さというのを再認識させられました。
大げさに言ってしまうと、この映画のBGMがもっと別の雰囲気のものだったらこの映画『舟を編む』は全然別物になってしまっていたと思うし、ここまでこの映画の世界観に引き込まれることはなかったかもしれません(><)
とにかく個人的には超おすすめの映画です!
“辞書”っていうとあまり身近に感じる人は少ないかもしれませんが、普段使っている“言葉”の重要性を再認識させられるかもしれません。
決して見て損はない映画だと思うので、まだ見たことがないという人はAmazonのPrimeビデオやNetflix、U-NEXTで視聴出来るので是非見てみてください٩(๑`^´๑)۶
この映画『舟を編む』も超おすすめ映画なので紹介します!
もともとは女性向けファッション誌のCLASSY.にて連載されていた小説だったのですが、その連載が話題となり単行本から映画、そしてアニメになりました。
アニメ版が放送された際もちょっとして話題になっていたのですが、それが気になってようやく映画の方を見ました!
正直原作もアニメの方も見たことはないのですが、映画版は最高でした٩(๑`^´๑)۶
“辞書”というものは普段全く馴染みのないものではあるのですが、辞書作りの裏側みたいなのを見れて面白かったです(*^^*)
何よりもこの映画の見所は作中に出てくる美しい言葉の数々だと思います。
普段何気なく使っている言葉でも、実は使い方を間違っていたりとか、違う意味があるんだと再認識させられ、“言葉”というものをもっと大切にしないといけないと改めて考えさせられました(´・ω・`)
あとはキャストさん達の演技がすごく良かったです!
特に今作の中心人物というか、主人公の馬締光也を演じた松田龍平さんの演技がマジでずば抜けてました!
馬締はコミュニケーション能力が低い、いわゆるちょっと”変わった人”という感じの人物なのですが、実は不器用で自分の気持を表現するのが苦手というだけで決して悪い人間ではありません。
そんな癖のある役を松田龍平さんが完璧に演じたということもあり、すぐに感情移入する事もできたし、この映画の世界観に引き込まれました。
そして、この映画を通して劇中で使われる音、BGMの大事さというのを再認識させられました。
大げさに言ってしまうと、この映画のBGMがもっと別の雰囲気のものだったらこの映画『舟を編む』は全然別物になってしまっていたと思うし、ここまでこの映画の世界観に引き込まれることはなかったかもしれません(><)
とにかく個人的には超おすすめの映画です!
“辞書”っていうとあまり身近に感じる人は少ないかもしれませんが、普段使っている“言葉”の重要性を再認識させられるかもしれません。
決して見て損はない映画だと思うので、まだ見たことがないという人はAmazonのPrimeビデオやNetflix、U-NEXTで視聴出来るので是非見てみてください٩(๑`^´๑)۶
映画舟を編むの見どころ
セリフなど作中全体を通して出てくる美しい言葉たち
映画舟を編むの監督や出演俳優について
映画タイトル
舟を編む
映画舟を編むの製作国
- 日本
映画舟を編むのジャンル
映画舟を編むのキャッチコピー
マジメって、面白い。
映画舟を編むを一言で例えるなら
言葉で気持ちを伝える
映画舟を編むの公開年
2013年
映画舟を編むの監督
- 石井裕也
映画舟を編むの主要キャスト
- 松田龍平(馬締光也)
- 宮﨑あおい(林香具矢)
- オダギリジョー(西岡正志)
- 黒木華(岸辺みどり)
- 渡辺美佐子(タケ)
- 池脇千鶴(三好麗美)
- 鶴見辰吾(村越局長)
- 伊佐山ひろ子(佐々木薫)
- 八千草薫(松本千恵)
- 小林薫(荒木公平)
- 加藤剛(松本朋佑)
- 宇野祥平(宮本慎一郎)
- 森岡龍(江川)
- 又吉直樹(戸川)
- 斎藤嘉樹(小林)
舟を編むを閲覧できる動画サービス
- Netflix
- Prime Video
- hulu
- U-NEXT