ミッドナイトスワン(Midnight Swan)

映画『ミッドナイトスワン(Midnight Swan)』
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

最後の冬、母になりたいと思った。

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映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の予告動画

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)のストーリー(あらすじ)

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

舞台は現代の日本、東京。
故郷の広島を出て、東京の新宿で生きることを決めた凪沙(草彅剛)。
元は男性として生まれ、男として生きてきた凪沙だったが、心の性別と体の性別が合わず、トランスジェンダーとして普段は女性の格好をして生きていた。

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

凪沙は今日もメイクしステージ衣装に身を包み、新宿のニューハーフショークラブの『スイートピー』のステージに立ち、白鳥になっていた。

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

一果(服部樹咲)は母親の早織(水川あさみ)と二人暮らし。
水商売をしながら一人で娘を育てる早織は日々疲弊し、一果に辛く当たる毎日で、育児放棄の状態だった。
一果は自分の感情を上手く表に出せず、口にすることも出来ず、自傷行為を行っていた。

ある日、凪沙の元に実家の母から電話がかかってきた。

母 : 『健二(凪沙の本名)ね?』

凪沙 : 『俺。どしたんじゃ?』

母は凪沙の従姉妹の早織の現状を伝え、一果の面倒を凪沙に見てくれないかという相談をして来た。
凪沙は実家から生活費を振り込んでもらうことを条件に、一果の面倒を見ることを渋々了承した。
しかし、自身がトランスジェンダーであること、普段は女性の格好をしているということを母も親戚も知るよしも無かった。

一果は1枚の写真を握りしめ、広島から上京した。
待ち合わせ場所で声をかけて来たのは伯父ではなく、見ず知らずの女性だった。
一果は特に驚くこと無く、水商売をしながら一果の凪沙のあとに付いて行った。

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。

凪沙と一果、二人の奇妙な生活が始まる。

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

これまで孤独に生きてきた一果は他人とコミュニケーションを取ることが上手ではなかった。
そんな一果は、東京の中学校に通い始め、すぐに学校で問題を起こすこととなった。
自分を馬鹿にする男子に椅子を投げつけたのだった。

一果に関心の無い凪沙は

「言っとくけどあんたが学校でなにをしようと、グレようとどうでもいいんだけどさ、私に迷惑かけないで。学校とか、謝りにとか絶対行かないって先生に言っといて。」

と一果を突き放した。

ある日、学校帰りに近所のバレエ教室を見つけた一果。
元々バレエを習っていたこともあり、気になって教室をのぞき見していたところ、教室の先生の片平実花(真飛聖)に声をかけられた。
体験入室することを決めた一果だったが、教室の費用のこともあり、凪沙に言い出せずにいた。

その後、バレエ教室で出来た友人の桑田りん(上野鈴華)と友達になり、バレエの月謝を払うために凪沙に内緒で、りんと共に違法なバイトをし、警察に保護されることになってしまった。

「うちらみたいなんは、ずっとひとりで生きて行かなきゃいけんけえ…強うならんといかんで」

実親に捨てられ、どこにも居場所が無かった一果を凪沙は優しく慰める。
そんな凪沙に一果は少しずつ心を開き始めるのだった。

そして、性別適合手術のため貯金していたお金を一果のバレエ教室の費用として切り崩すことを決意するのだった。

果たして、二人は本当の家族になれるのか?

ミッドナイトスワン
©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

これは高貴な美しさを湛えた、もっとも純粋で痛切なラブストーリーとなった。

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)を見た感想・レビュー

この映画ミッドナイトスワンも超おすすめ映画なので紹介させていただきます!
正直この映画の存在を知ってから、見るまでに時間がかかりました。
元々知り合いにおすすめされた映画だったのですが、あらすじを聞いてもピンとこず。
気が向いたら見ようかなというくらいの気持ちだったのですが、毎日のように知り合いから『ミッドナイトスワン見た?』と聞かれるようになり、根負けして見てみたのですが、久しぶりに嗚咽するほど号泣したヽ(`Д´)ノ
もっと魅力的にあらすじを伝えてくれよヽ(`Д´)ノ

マジで見て良かったわ!!

この映画のテーマは大きく2点。

  • ネグレスト
  • トランスジェンダー

です。

まさに今の時代ならではって感じですね。

正直トランスジェンダーもネグレストも身近に感じることは無かったのですが、ミッドナイトスワンを見ることで改めて色々と考えさせられました。。。

上記のテーマだと重い映画なんじゃないかと思われてしまうかもしれませんが、全然そんなことはなく、不器用な大人と不器用な子供のピュアな愛が描かれていました。

そして、この映画ミッドナイトスワンを語るうえで外すことが出来ないのが、草彅剛の神がかった演技力!
草彅剛のあの自然体な演技がなければここまでの完成度の高い映画にはならなかったのではと思います!!
仕草、喋り方、雰囲気、男女のスイッチの切替。
どこを切り取っても自然で、トランスジェンダーというものを本当に身近に感じさせてくれました!!

ミッドナイトスワン

©2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

この手のテーマでこんなに引き込まれたのは初めてです!
本当に見て良かったと思える最高の映画でした!!

というか、マジでこんなに号泣すると思わんかった。。。

まだ見たことが無いという人はNETFLIXやAmazon Primeで見ることが出来るので是非見てみてください!
ミッドナイトスワンは、人として本当に大切なものを再認識させてくれる、そんな素敵な映画です!!

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の見どころ

草彅 剛だということを忘れる、画面から放たれる圧倒的な色気

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の監督や出演俳優について

映画タイトル

ミッドナイトスワン(Midnight Swan)

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の製作国

  • 日本

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)のジャンル

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)のキャッチコピー

最後の冬、母になりたいと思った。

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)を一言で例えるなら

現代の愛の形

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の公開年

2020年

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の監督

  • 内田英治

映画ミッドナイトスワン(Midnight Swan)の主要キャスト

  • 草彅剛(凪沙)
  • 服部樹咲(桜田一果)
  • 田中俊介(瑞貴)
  • 吉村界人(キャンディ)
  • 真田怜臣(アキナ)
  • 上野鈴華(桑田りん)
  • 佐藤江梨子(桑田真祐美)
  • 水川あさみ(桜田早織)
  • 真飛聖(片平実花)

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