【デトロイト・メタル・シティ】原作に負けないシュールな笑いが健在
舞台は現代の日本。根岸崇一(松山ケンイチ)は故郷の大分県犬飼を出て、東京の大学に進学した。根岸には夢があった。それは東京でオシャレな部屋に住んで、オシャレな生活をして、小沢健二やコーネリアスのようなオシャレなミュージシャンになることだった。根岸にとって東京は新鮮な街だった。見るもの、見る人全てが根岸には"オシャレ"に映った。大学ではポップミュージック研究会に所属した。そして所属するメンバーの前で宣言した。
- おすすめ度
映画ジャンル"バンド映画映画"の中のおすすめ映画を紹介します。これまで見て来て感動した映画、印象深かった映画を中心に管理人のおすすめ映画として紹介していきます。
舞台は現代の日本。根岸崇一(松山ケンイチ)は故郷の大分県犬飼を出て、東京の大学に進学した。根岸には夢があった。それは東京でオシャレな部屋に住んで、オシャレな生活をして、小沢健二やコーネリアスのようなオシャレなミュージシャンになることだった。根岸にとって東京は新鮮な街だった。見るもの、見る人全てが根岸には"オシャレ"に映った。大学ではポップミュージック研究会に所属した。そして所属するメンバーの前で宣言した。
1998年5月2日、世界中に衝撃が走った。X JAPANのギターリストでhide with spread beaverのヴォーカリストであるhideが不慮の事故により亡くなった。hideは当時、若者を始め様々な世代の人間から絶大な人気を誇るカリスマミュージシャンだった。そんな彼の死は大きなニュースとなり、テレビではhideを追悼する特別番組なども放送された。告別式は東京都中央区築地の築地本願寺で行われた。告別式には著名人史上最高の5万人という多くのファンが集まり、隅田川沿いに3キロ程のファンの列が出来た。この5万人という数は戦後最大規模で、あの美空ひばりや尾崎豊の告別式よりも多かったといわれている。『優しいロッカー』と言われていたhideは本当に多くのファンに愛されていたのだった。告別式にはX JAPANのメンバーが揃い、X JAPANのForever Loveが演奏された。その後15:40にhideの遺体は築地本願寺から出棺し、そのままhideは永遠の旅に出た。
大学を卒業してOLとして働く芽衣子(宮崎あおい)は職場での人間関係、大人に対する不満。そして将来の事など、様々な不安や不満を抱えていた。そして、社会人2年目にして会社を辞めてしまう。そんな芽衣子と同棲している種田(高良健吾)は自分の夢を諦め切れずフリーターをしながら大学時代の友人の加藤(近藤洋一)とビリー(桐谷健太)とバンド活動をしていた。
ボーカルのジン(中村俊介)、ギターのこーちゃん(塚本高史)、ドラムのモモちゃん(岡田義徳)、ベースのガクちゃん(佐藤隆太)の4人で活動中のロックバンド『ロッカーズ』。最初はジンがギターを弾きながらボーカルも行っていたのですが、バンド活動を反対する父親にジンはギターを燃やされてしまう。