最強のふたり(Intouchables)

映画『最強のふたり(Intouchables)』
©PaalAudestad/Motlys© 2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

笑いと涙が止まらない。映画史を塗り替えた驚異の大ヒット感動実話。ありえない出会い、やがて二人は最強の友に。人生に起こる最高の奇跡とは!

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映画最強のふたり(Intouchables)の予告動画

映画最強のふたり(Intouchables)の概要

映画「最強のふたり(Intouchables)」は、フランスの実話を基にした感動のコメディ映画です。2011年に公開され、世界中で大ヒットしました。
本作は、車椅子に座る大富豪の男性フィリップと、彼の介護人であるアフリカ系青年ドリスの心温まる友情を描いた作品です。
映画の魅力は、ドリスとフィリップの対照的な人物像と、2人の化学反応が生み出すユーモアと感動にあります。ドリスは、貧困や差別など多くの困難を抱えながらも、自分らしく生きるために奮闘する姿が描かれています。
一方でフィリップは、富や権力に恵まれたが故に孤独を抱える男性で、ドライスとの出会いが彼の心を開くきっかけとなります。
映画は、音楽や映像、演技、脚本といったあらゆる要素が見事に融合した傑作です。また、フランス映画ならではの美しい街並みや食文化、社会背景も魅力のひとつです。
映画「最強のふたり(Intouchables)」は、フランス語で「触れ合い」という意味があります。2人の出会いが生み出す温かな触れ合いと、人と人とのつながりの大切さを教えてくれます。この感動の映画をぜひ一度ご覧ください。

映画最強のふたり(Intouchables)のストーリー(あらすじ)

真っ直ぐな目をした黒人の青年は静かに車のハンドルを握っていた。
そして助手席には顔色は良くないが黒人の青年と同じくらい真っ直ぐな目をした初老の男が静かに座っていた。

黒人の青年は車の速度を上げ、どんどんと他の車を追い抜いていった。
気付けば安全運転とは言えない黒人の青年が運転するその車をパトカーが追跡するようになっていた。

黒人青年『”逃げ切る”に100ユーロ。』

初老の男性『乗った。』

黒人の青年『行くぜ。』

映画 最強のふたり(Intouchables)

(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

舞台は現代のフランス。

黒人青年のドリスはとある豪邸の廊下にて椅子に座っていた。
そして同様に何人もの男たちがその豪邸の廊下に座っていた。
そこはスラム街出身のドリスにはとても似つかわしくない空間だった。

そこはとある大富豪の介護人を決めるための面接会場だった。
面接で次々と嘘のような志望動機を必死に伝える応募者達。
そして、応募者である”ラプラド”が呼ばれた時、ドリスは他の応募者を指しの置いて強引に面接の場へと向かっていった。
『俺の番だ。もう2時間も待ってる。』

そして、面接が行われている部屋に入るやいなやドリスは面接官にある紙を渡した。
ドリス『書類にサインを』

そして目の前には電動車椅子に乗った小奇麗な初老の男性とその男性の秘書らしき美人な女性が座っていた。
電動車椅子に座る男性こそ、介護を必要とする依頼主であり、大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)だった。

そして、これがまるで異次元に住むような2人の出会いだった。

それは失業手当を得るための就職活動の証明をするための書類だった。
ドリス『何でも良いから適当な理由を書いて不採用にして。』

ドリスの態度は明らかに他の応募者とは違うものだった。
最初からドリスには働く気がなかった。
大富豪のお金を目当てに寄って来た輩ではなく、失業保険の手当の申請書にハンコを押してもらえればどこでも良かったのだ。

ドリス『(音楽は)クール&ザ・ギャングがお薦めだ。』

フィリップ『知らんな。ショパンは?』

これまで生きてきた世界が違ったからなのか、2人の会話は全くと言っていい程噛み合わなかった。

すぐにでもハンコが欲しかったドリスだったが、すぐにハンコを押せないので明日改めて取りに来るようにとフィリップに言われた。

その日、ドリスは久しぶりに実家に戻った。
それは実に半年ぶりのことだった。
その間に実家へ電話一本かけることもなかった。
そして、その夜帰宅した母に激怒され、そのまま家を追い出してしまうのだった。

次の日の朝、ドリスはフィリップの元へハンコが押されているであろう失業保険の書類を取りに行く為に電車に乗った。
前日に家を追い出されたドリスは電車に揺られ、遠い目で窓の外を見ていた。

そして再び辿り着いたパリの街で巨人専用に作られたような巨大な扉の前に立ち、呼び鈴を鳴らした。

ドリス『約束があるんだ。』

使用人『聞いているわ。』

ドリス『失業の…』

と、ドリスが全てを言い終わる前に扉のロックが解除される電子音が鳴った。

そのまま大きな中庭を抜けて屋敷に入ったドリスは、使用人に案内されフィリップの元へ向かった。
そして、その途中で使用人から変なことを言われた。

  • 朝は7時に看護師が来てはじまる
  • 毎朝3時間のケアが必要なの
  • これまでの人達は1週間で逃げ出した

疑問に思ったドリスは
『内装も音楽もすばらしいと思うけど、家を買うつもりはない。他に予定もある。』と伝えたが、使用人から返って来た言葉はますますドリスを混乱させた。

使用人『案内を命じられたの。私だって忙しい。じき、終わりよ。』
使用人『これは赤ちゃん用モニターよ。離れていても彼と話せる。契約通りあなたには個室が与えられる。』

フィリップは治療中だった。
治療室では大音量で『Ave Maria』が流れていた。

フィリップ『書類にサインしたよ。その小机に。』

書類を取ってその場を去ろうとするドリスの背中越しに続けてフィリップは話しかけた。

フィリップ『今の生活はどんな気分だ?人の頼って暮らすのは気が引けないか?』

ドリス『そっちこそ。』

フィリップ『自分は働ける人間だと思うか?責任を持って働く能力はあるか?』

ドリス『ユーモアならある。』

そして、次にフィリップの口から出たのは意外な言葉だった。

フィリップ『君に一ヶ月の試用期間を与えたい。どうだ?』

ドリスは何も言わずにその部屋を後にした。
そして、大きな荷持を持って戻ってきたドリスは

先程使用人に案内された、家が一軒買えそうな美術品や高級なインテリアで飾られた個室に入り、ベッドに飛び込んだ。
その豪華な個室と浴室に心を動かされたのだった。
そして、ドリスはフィリップの元で介護の仕事をすることになった。

映画 最強のふたり(Intouchables)

(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

すぐに介護の訓練が始まったがドリスはマイペースだった。
他のものが一週間で逃げ出してしまう仕事を何も気にすることなくワガママにマイペースにこなした。

フィリップの失神を防ぐための血行促進用のストッキングを履かせるを嫌がったり、便の世話はできないと喚き散らしたり、携帯電話を触りながらフィリップのストレッチを行ったり、フィリップが何も感じられない体だということを良いことに足に熱湯をかけてみたり、仕事の時間になっても気にせずお風呂に入っていたりと、ドリスの仕事はひどいものだった。

しかし、フィリップはドリスのそんな『全身不随の男に何も同情していない様子が良い』と思っていた。

乱暴でワガママで荒っぽい性格なドリスだったが、優しさは持ち合わせていた。

ある日の夜、フィリップは突発的な幻想痛に襲われた。
そんなフィリップの様子を見に行ったドリスはフィリップが落ち着くまでずっとそばにいた。

その後の早朝の散歩ではドリスにマリファナを渡され、何なのかも分からずに吸ってしまうフィリップ。
そこから2人の間に少しずつ友情のようなものが芽生えていった。

これは実話に基づいた物語だ

映画 最強のふたり(Intouchables)

(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

 

映画最強のふたり(Intouchables)を見た感想・レビュー

この映画『最強のふたり(Intouchables)』も超おすすめ映画なので紹介します!
なんと、製作国のフランスでは3人に1人が映画館で見ているという超大ヒット映画のようです٩(๑`^´๑)۶

『最強のふたり(Intouchables)』は笑って泣ける映画

『最強のふたり(Intouchables)』は文字とおり笑って泣ける映画でした!
決してコメディ映画ではありませんが、久しぶりに腹を抱えて笑ってしまいましたw
とにかくドリスの行動や発言の一つ一つが面白かったです(*´∀`*)

そして、この映画『最強のふたり(Intouchables)』の良いところはただただ笑える映画っていうことだけじゃなくて、泣ける要素も多々ありました。
というかマジで泣きました(´・ω・`)

大富豪とスラム上がりの問題児っていう異色の組み合わせなんですけど、たまに見せるドリスの優しさ、そして2人の間に生まれ始める友情のようなものに自然と涙がこみ上げて来ました。

『さっきまで笑ってたのに急に涙が…』
みたいな他の映画とはちょっと違うヒューマンドラマが詰まった素敵な映画だと思いました(*^^*)

まさかの組み合わせ( ゚д゚)!?

映画 最強のふたり(Intouchables)

(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

インテリ全身不随の大富豪とスラム育ちの荒っぽいが愛嬌のある黒人青年。
まさかの面白い組み合わせでしたw

とにかくドリスがワルイ!

映画 最強のふたり(Intouchables)

(C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

ドリスはヤンチャな子どもがそのまま大人になったような人物でしたw
しかも実話を元に作られた映画って…色々とヤバイだろってw

ただフィリップは、自分に対して同情してくる他の者達とは違い、そんな真っ直ぐなドリスのことを気にいいっていました。
正直見てて『ヤバイってwやり過ぎだろww』みたいなところが多々あったんですけど、段々と深まっていく2人の関係を見ているといい関係なのかなとも思いました(^^)

最強の2人だから乗り越えられる

全身不随のフィリップにも逮捕歴のあるスラム上がりの黒人青年にも当然上手くいかないことはあります。

  • 気になる女性との関係の進展
  • 家族の抱える問題

傷の舐め合いではありませんが、そんな2人が飛行機に乗って、フィリップの全身不随の原因になったパラグライダーをする姿を見ると自分にあった嫌なことまで吹き飛ばしてくれるような元気をもらいました(*^^*)

今回も全然上手くまとめられてませんが、『最強のふたり(Intouchables)』はとにかく超おすすめの映画です!
久しぶりにいい映画を見て、自身の中のモヤモヤがなくなり、心が澄み渡った気分です(*´∀`*)

他の人に聞いてもとにかく評価の高い映画でしたが、見終わってそのことを納得しました!
個人的には”超”がつくほどのおすすめ映画です!!

まだ見たことがないという人はNetflixでも視聴できるので、是非見てみてください٩(๑`^´๑)۶

『最強のふたり(Intouchables)』は笑って泣ける映画が見たいとき、元気をもらいたい時におすすめの映画です!!

映画最強のふたり(Intouchables)の見どころ

異次元かと思うほど違う世界を生きてきた2人の間に徐々に芽生える友情

映画最強のふたり(Intouchables)の監督や出演俳優について

映画タイトル

最強のふたり(Intouchables)

映画最強のふたり(Intouchables)の製作国

  • フランス

映画最強のふたり(Intouchables)のジャンル

映画最強のふたり(Intouchables)のキャッチコピー

さあ、人生に繰り出そう。

映画最強のふたり(Intouchables)を一言で例えるなら

心の底から笑って泣ける映画

映画最強のふたり(Intouchables)の公開年

2012年

映画最強のふたり(Intouchables)の監督

  • エリック・トレダノ
  • オリヴィエ・ナカシュ

映画最強のふたり(Intouchables)の主要キャスト

  • フランソワ・クリュゼ(フィリップ)
  • オマール・シー(ドリス)
  • アンヌ・ル・ニ(イヴォンヌ)
  • オドレイ・フルーロ(マガリー)
  • クロティルド・モレ(マルセル)
  • アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ(エリザ)

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