アメリカン・スナイパー(American Sniper)
クリント・イーストウッド『戦争が人に与えるダメージを伝えたい。』
- おすすめ度
- 感動する度
- 心に残る度
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の予告動画
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の概要
映画「アメリカン・スナイパー」は、アメリカの元海兵隊員クリス・カイルの自伝を基にした映画で、2014年に公開されました。
主人公クリス・カイルを演じたブラッドリー・クーパーの演技が高く評価され、アカデミー賞にもノミネートされました。
本作は、クリス・カイルがイラク戦争に参加し、アメリカ軍の狙撃兵として活躍する様子を描いた戦争映画です。クリス・カイルは、自らが「伝説のスナイパー」と呼ばれるほどの狙撃の名手であり、戦場での過酷な状況や、帰国後のPTSDとの戦いが描かれます。
映画の魅力は、戦争映画としての迫力あるアクションシーンや、クリス・カイルの内面的な葛藤が描かれた人間ドラマにあります。また、現実にあった出来事をもとにしているため、リアリティが高く、戦争の現実を伝える意義もあります。
「アメリカン・スナイパー」は、戦争映画ファンには必見の作品です。
「アメリカン・スナイパー」は、戦争の現実を描きつつ、主人公クリス・カイルの人間性を丁寧に描いた感動的な映画です。リアリティが高く、現代のアメリカを生きる人々にとっても、戦争の現実や帰還兵の問題を考えるきっかけとなる作品といえます。
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)のストーリー(あらすじ)
医師『海軍が認めているが、あなたはなんと160人以上殺害したとか…もしかして経験しなければよかったと思ったことは?』
クリス『そんな人間じゃない…。俺が悔やむのは救えなかった戦友のことです。』
米国史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親。
家族と祖国、
これは大いなる2つの責任の間で苦悩する伝説のスナイパーである一人の男の物語…。
舞台はアメリカ。
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)はテキサス州に生まれた。
クリスは弟のジェフと共にキリスト教徒である厳格な父に育てられた。
父はクリスに狩猟を教え、強い男に育てようとしていた。
父は言った。
『人間には3種類ある。”羊” , “番犬” , “狼”だ。”悪など存在しない”と思う連中は悪が訪れた時、自身を守れない。彼らは”羊”だ。そして捕食者は弱者を暴力で餌食にする。彼らは”狼”だ。そして、群れを守るため圧倒的な力を駆使する者。狼と戦う類まれな者、彼らは”番犬”だ。父さんは”羊”は育てない。”狼”は厳しく罰する。だが家族は守る。弟が誰かに襲われいじめられたらやっつける許可を与える。お前は番犬だ。』
大人になったクリスは時間を見つけては弟のジェフを連れてロデオに出かけていた。
クリスはロデオの大会で優勝するほどの腕前を持つ名騎手だった。
ある晩、ロデオの大会から自宅に戻ったクリスは恋人の浮気現場に遭遇してしまう。
怒ったクリスは恋人と浮気相手を追い出した。
『私はあなたの何なの?私を毎週置き去りにして自分は毎週弟とロデオに…。』
浮気の原因はクリスの気を惹くためだった。
二人を追い出したクリスはビールを飲みながらテレビを見ていた。
そして、そのテレビに映し出された内容がクリスの運命を帰ることになる。
テレビに映っていたのはタンザニアとケニアのアメリカ大使館で発生した爆破テロだった。
それは正体不明のアメリカに敵対する組織の犯行で、80人以上の死亡と1700人以上が負傷したことを伝える内容のものだった。
その後クリスはアメリカ海軍の精鋭部隊、SEALSに志願した。
SEALSの訓練は想像を絶するものだった。
- 教官による水攻め
- 真夜中まで続く屋外でのトレーニング
- 極寒の海での寒中水泳
過酷な訓練と鬼教官のいじめにも似た指導で志願者は心身ともに追い詰められていった。
『祖国の力になりたい、敵を倒したい。』
クリスはその一心でSEALSの訓練に耐え続けた。
晴れてSEALSのいち員になったクリスはある夜、仲間と行ったバーで運命の出会いをする。
その後妻となる『タヤ(シエナ・ミラー)』との出会いだった。
クリスはタヤをデートに誘い、同棲をはじめ、そしてついに結婚することとなる。
愛してやまないタヤと結婚したことでクリスは幸せいっぱいだった。
しかし、新婚生活はあっという間に終わってしまうこととなる。
結婚式の最中にクリスの舞台に招集がかかったのだった…。
クリスはタヤに言った。
『6週間で戻れる。何も心配することはない。計画通りなんだ…。』
そして、この戦争には弟のジェフも志願していた。
小さな的を狙え
戦場ではカイルはスナイパーの役を担った。
幼い頃から父に連れられてハンティングをしていたカイルの狙撃の腕前は敵も味方も認めるものだった。
そして、武装した敵兵、大人から子どもまで銃殺した。
イラクでの戦いは常に危険と隣り合わせだった。
敵兵にはオリンピックに出場する程の腕前を持つスナイパー、ムスタファ(サミー・シーク)がいた。
そして、ムスタファはアメリカ兵にとって驚異の存在となるのだった。
戦場では誰よりも敵を仕留めたスナイパー【クリス・カイル】は味方の間で次第に伝説のスナイパーと呼ばれるようになっていった。
クリスは戦場での任務中にも妻のタヤに電話をしていた。
クリスの一度目の派遣時にすでにタヤは妊娠していた。
クリスはタヤに安堵を求めていた。
タヤと電話で話す際は決して戦場の話はしなかった。
クリスのイラク派遣は1回では終わらなかった。
そして、クリスは戦場から戻る度に顔つきが変わっていった。
いつの日か血圧が高くなり、どこか怒りやすい性格になっていった。
それは戦場での経験で生まれてしまったPTSD(心的外傷)によるものだった…。
アメリカに帰国後もクリスの頭の中では人々の悲鳴・銃声が木霊し、死んでいった仲間達の顔・そして戦場の情景そのものがこびりついていた。
そんなクリスの姿を見てタヤは心配した。
子どもが生まれてもクリスは戦場に向かった。
そうしたクリスの行動が段々とタヤとの間に壁を作っていくことになってしまうのだった。
『君のもとへ帰る。』
- クリス達アメリカ軍は”敵”を討つことができるのか?
- 戦いの果てにクリスが得たものとは?
- クリスは無事に愛する家族のもとへ帰ることができるのか?
医師『海軍が認めているが、あなたはなんと160人以上殺害したとか…もしかして経験しなければよかったと思ったことは?』
クリス『そんな人間じゃない…。俺が悔やむのは救えなかった戦友のことです。』
米国史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親。
家族と祖国、
これは大いなる2つの責任の間で苦悩する伝説のスナイパーである一人の男の物語…。
舞台はアメリカ。
クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)はテキサス州に生まれた。
クリスは弟のジェフと共にキリスト教徒である厳格な父に育てられた。
父はクリスに狩猟を教え、強い男に育てようとしていた。
父は言った。
『人間には3種類ある。”羊” , “番犬” , “狼”だ。”悪など存在しない”と思う連中は悪が訪れた時、自身を守れない。彼らは”羊”だ。そして捕食者は弱者を暴力で餌食にする。彼らは”狼”だ。そして、群れを守るため圧倒的な力を駆使する者。狼と戦う類まれな者、彼らは”番犬”だ。父さんは”羊”は育てない。”狼”は厳しく罰する。だが家族は守る。弟が誰かに襲われいじめられたらやっつける許可を与える。お前は番犬だ。』
大人になったクリスは時間を見つけては弟のジェフを連れてロデオに出かけていた。
クリスはロデオの大会で優勝するほどの腕前を持つ名騎手だった。
ある晩、ロデオの大会から自宅に戻ったクリスは恋人の浮気現場に遭遇してしまう。
怒ったクリスは恋人と浮気相手を追い出した。
『私はあなたの何なの?私を毎週置き去りにして自分は毎週弟とロデオに…。』
浮気の原因はクリスの気を惹くためだった。
二人を追い出したクリスはビールを飲みながらテレビを見ていた。
そして、そのテレビに映し出された内容がクリスの運命を帰ることになる。
テレビに映っていたのはタンザニアとケニアのアメリカ大使館で発生した爆破テロだった。
それは正体不明のアメリカに敵対する組織の犯行で、80人以上の死亡と1700人以上が負傷したことを伝える内容のものだった。
その後クリスはアメリカ海軍の精鋭部隊、SEALSに志願した。
SEALSの訓練は想像を絶するものだった。
- 教官による水攻め
- 真夜中まで続く屋外でのトレーニング
- 極寒の海での寒中水泳
過酷な訓練と鬼教官のいじめにも似た指導で志願者は心身ともに追い詰められていった。
『祖国の力になりたい、敵を倒したい。』
クリスはその一心でSEALSの訓練に耐え続けた。
晴れてSEALSのいち員になったクリスはある夜、仲間と行ったバーで運命の出会いをする。
その後妻となる『タヤ(シエナ・ミラー)』との出会いだった。
クリスはタヤをデートに誘い、同棲をはじめ、そしてついに結婚することとなる。
愛してやまないタヤと結婚したことでクリスは幸せいっぱいだった。
しかし、新婚生活はあっという間に終わってしまうこととなる。
結婚式の最中にクリスの舞台に招集がかかったのだった…。
クリスはタヤに言った。
『6週間で戻れる。何も心配することはない。計画通りなんだ…。』
そして、この戦争には弟のジェフも志願していた。
小さな的を狙え
戦場ではカイルはスナイパーの役を担った。
幼い頃から父に連れられてハンティングをしていたカイルの狙撃の腕前は敵も味方も認めるものだった。
そして、武装した敵兵、大人から子どもまで銃殺した。
イラクでの戦いは常に危険と隣り合わせだった。
敵兵にはオリンピックに出場する程の腕前を持つスナイパー、ムスタファ(サミー・シーク)がいた。
そして、ムスタファはアメリカ兵にとって驚異の存在となるのだった。
戦場では誰よりも敵を仕留めたスナイパー【クリス・カイル】は味方の間で次第に伝説のスナイパーと呼ばれるようになっていった。
クリスは戦場での任務中にも妻のタヤに電話をしていた。
クリスの一度目の派遣時にすでにタヤは妊娠していた。
クリスはタヤに安堵を求めていた。
タヤと電話で話す際は決して戦場の話はしなかった。
クリスのイラク派遣は1回では終わらなかった。
そして、クリスは戦場から戻る度に顔つきが変わっていった。
いつの日か血圧が高くなり、どこか怒りやすい性格になっていった。
それは戦場での経験で生まれてしまったPTSD(心的外傷)によるものだった…。
アメリカに帰国後もクリスの頭の中では人々の悲鳴・銃声が木霊し、死んでいった仲間達の顔・そして戦場の情景そのものがこびりついていた。
そんなクリスの姿を見てタヤは心配した。
子どもが生まれてもクリスは戦場に向かった。
そうしたクリスの行動が段々とタヤとの間に壁を作っていくことになってしまうのだった。
『君のもとへ帰る。』
- クリス達アメリカ軍は”敵”を討つことができるのか?
- 戦いの果てにクリスが得たものとは?
- クリスは無事に愛する家族のもとへ帰ることができるのか?
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)を見た感想・レビュー
この映画【アメリカン・スナイパー】も超おすすめの映画なので紹介します!
ずっと見たいって思ってたんですけど、念願叶ってやっと見ることができました(´・ω・`)
まさかNetflixで見れるようになっていたとは…。
マジでNetflix様様です!!
ありがとう!!!!!!!
そして、マジでマジでマジでおすすめです٩(๑`^´๑)۶
このレビュー見たら速攻で見て欲しいです٩(๑`^´๑)۶
そんくらいマジでおすすめです٩(๑`^´๑)۶
アメリカン・スナイパーってどんな映画なの?
アメリカン・スナイパーの物語は、アメリカ史上最多の160人を射殺した英雄であり、伝説のスナイパーとなった【クリス・カイル】の人生を描いたものです。
- どんな少年時代だったのか
- どんな両親に育てられたのか
- イラク戦争に行く前はどんな生活をしていたのか
- どういう過程を経て”伝説のスナイパー”になったのか
- 兵士であり夫であり父であるクリス・カイルはどんな一生を過ごしたのか
文字通り彼の“人生”が134分間という短い時間の中で刻み込まれた映画になっています。
もうね、【戦争】っていうものが色んな人の視点でリアルに再現されています。
実際に戦争が起きたらこんな感じなんだろうなって(><)
途中で本当に目を塞ぎたくなってしまうような心に焼き付くようなシーンもあったのですが、そこも含めて本当に【戦争】というものをリアルに描写した映画だと思いました。
現代の日本で生きる僕には【戦争】というのはどこか他人事であり、決して身近に感じるものではないと考えていました。
不謹慎かもしれないけど、だからこそ戦争アクションのゲームをしていても特に何かを感じたり考えたりすることもありません。
そんな中、戦争映画はいつも僕に衝撃と現実をぶつけてきます。
宿題をやらずに過ごした夏休み、その最終日の22時頃に襲ってくるどうしようもない魔物のような現実のように。
そしてこの映画『アメリカン・スナイパー』にはどの戦争映画よりもどうしようもない現実をぶつけられました。
監督クリント・イーストウッドがアメリカン・スナイパーに込めたもの
クリント・イーストウッド監督はこの映画アメリカン・スナイパーを通して、『戦争が人に与えるダメージを伝えたい。』と言っていました。
僕はこの映画『アメリカン・スナイパー』を見て伝説のスナイパー【クリス・カイル】の軌跡から映し出されたヒューマンドラマに心を焼かれてしまいました。
劇中でクリス・カイルの妻のタヤがクリスに言いました。
『戦争で影響を受けない人はいない。いつか心を蝕まれる。』
この映画【アメリカン・スナイパー】を見終わるまでその言葉が頭から離れませんでした(><)
ただリアルなだけじゃない、戦争という実は身近にある現実を通して、どうしようもないヒューマンドラマが描かれていました。
相変わらずクリント・イーストウッド作品は痛いくらい魂に訴えかけて来ます。
そして中でもこのアメリカン・スナイパーには色んな意味でやられてしまいました(><)
ブラッドリー・クーパーが本物のクリス・カイルに激似( ゚д゚)
【クリス・カイル】で画像検索してビビりました…。
今回のこの『アメリカン・スナイパー』でクリス・カイルを演じたブラッドリー・クーパーがマジでクリス・カイルに激似です(´・ω・`)
パット見て正直どっちがどっちなのか分かりません(><)
というかここまでやりきったブラッドリー・クーパーの情熱がマジでヤバすぎます!!
ブラッドリー・クーパーの演技がとにかく神がかってる件
正直この映画【アメリカン・スナイパー】を見るまで僕はブラッドリー・クーパーのことを全然知りませんでした(´・ω・`)
クリス・カイルを演じるために姿までそっくりにさせて来たブラッドリー・クーパーの情熱にもビックリですが、何よりも印象的だったのがブラッドリー・クーパーの演技です。
- 妻に愛される夫
- 子どもたちの父親
- 尊敬される一人の兵士
様々な顔を持つクリス・カイルですが、アメリカン・スナイパーの前半・中盤・後半で全部”表情”が違います。
マジで別人かと思っちゃうくらい…。
戦地から戻る度に段々と顔つきが変わっていくブラッドリー・クーパーの演技がマジで神がかってます!
本当にクリス・カイルになりきる為に想像もできないような努力をしたんだと思います…。
それを見るだけでもアメリカン・スナイパーは大いに見る価値ありです!!
何度も言いますが、アメリカン・スナイパーはマジで超おすすめ映画なのでまだ見たことがないというひとはGEOでもNetflixでもAmaonビデオでも何でも良いので見てみてください!
絶対に後悔させない超おすすめ映画です!!
というか見ないほうが公開します!!!!!
あとがき(ネタバレ?注意)
クリスは自身の経験を元に戦地から帰国し、PTSD(心的外傷)を負った退役軍人を支援する活動を行っていました。
PTSDで苦しむ退役軍人と共に射撃場に行き、実際に銃を発砲させることで少しずつ心を開かせるということをしていました。
しかし、悲劇は起きます…。
この映画『アメリカン・スナイパー』の脚本が完成した週の土曜日にクリス・カイルは元海軍兵のエディー・レイ・ルースに殺害されました。
エディー・レイ・ルースもまたイラク戦争から帰還後、PTSDに悩んでいた退役軍人のひとりでした。
ルースは戦地から戻ったあと突然パニックに襲われるようになり、次第に酒やドラッグに溺れるようになっていってしまいました。
そんなエディーを見ていられず、エディーの母は『伝説のスナイパー【クリス・カイル】がPTSDに苦しむ退役した軍人を支援する活動をしている』という話を聞き、すぐにクリスに連絡を取り息子を助けて欲しいとお願いしました。
ある日、カイルはイラク戦争の帰還兵である自身の友人、そしてエディーと共に射撃場に向かいました。
そして、そこで事件が起きました。
エディーは射撃場にて、手にした銃でクリス・カイルを含む2名を射殺してしまいました。
その後クリス・カイルの車で逃走し、警察と激しいカーチェイスを繰り広げた末に逮捕されたようです。
事件の一週間後、クリス・カイルの妻『タヤ』から映画【アメリカン・スナイパー】の制作陣に『制作を続けて欲しい』との連絡があったようです。
その理由は『クリスのまだ幼い子どもたちに父親”クリス・カイル”の記憶を残したい』というものからでした…。
そして、2015年2月24日にクリス・カイルを含む2名を殺害した容疑でエディー・レイ・ルースは終身刑を受けました。
この映画【アメリカン・スナイパー】も超おすすめの映画なので紹介します!
ずっと見たいって思ってたんですけど、念願叶ってやっと見ることができました(´・ω・`)
まさかNetflixで見れるようになっていたとは…。
マジでNetflix様様です!!
ありがとう!!!!!!!
そして、マジでマジでマジでおすすめです٩(๑`^´๑)۶
このレビュー見たら速攻で見て欲しいです٩(๑`^´๑)۶
そんくらいマジでおすすめです٩(๑`^´๑)۶
アメリカン・スナイパーってどんな映画なの?
アメリカン・スナイパーの物語は、アメリカ史上最多の160人を射殺した英雄であり、伝説のスナイパーとなった【クリス・カイル】の人生を描いたものです。
- どんな少年時代だったのか
- どんな両親に育てられたのか
- イラク戦争に行く前はどんな生活をしていたのか
- どういう過程を経て”伝説のスナイパー”になったのか
- 兵士であり夫であり父であるクリス・カイルはどんな一生を過ごしたのか
文字通り彼の“人生”が134分間という短い時間の中で刻み込まれた映画になっています。
もうね、【戦争】っていうものが色んな人の視点でリアルに再現されています。
実際に戦争が起きたらこんな感じなんだろうなって(><)
途中で本当に目を塞ぎたくなってしまうような心に焼き付くようなシーンもあったのですが、そこも含めて本当に【戦争】というものをリアルに描写した映画だと思いました。
現代の日本で生きる僕には【戦争】というのはどこか他人事であり、決して身近に感じるものではないと考えていました。
不謹慎かもしれないけど、だからこそ戦争アクションのゲームをしていても特に何かを感じたり考えたりすることもありません。
そんな中、戦争映画はいつも僕に衝撃と現実をぶつけてきます。
宿題をやらずに過ごした夏休み、その最終日の22時頃に襲ってくるどうしようもない魔物のような現実のように。
そしてこの映画『アメリカン・スナイパー』にはどの戦争映画よりもどうしようもない現実をぶつけられました。
監督クリント・イーストウッドがアメリカン・スナイパーに込めたもの
クリント・イーストウッド監督はこの映画アメリカン・スナイパーを通して、『戦争が人に与えるダメージを伝えたい。』と言っていました。
僕はこの映画『アメリカン・スナイパー』を見て伝説のスナイパー【クリス・カイル】の軌跡から映し出されたヒューマンドラマに心を焼かれてしまいました。
劇中でクリス・カイルの妻のタヤがクリスに言いました。
『戦争で影響を受けない人はいない。いつか心を蝕まれる。』
この映画【アメリカン・スナイパー】を見終わるまでその言葉が頭から離れませんでした(><)
ただリアルなだけじゃない、戦争という実は身近にある現実を通して、どうしようもないヒューマンドラマが描かれていました。
相変わらずクリント・イーストウッド作品は痛いくらい魂に訴えかけて来ます。
そして中でもこのアメリカン・スナイパーには色んな意味でやられてしまいました(><)
ブラッドリー・クーパーが本物のクリス・カイルに激似( ゚д゚)
【クリス・カイル】で画像検索してビビりました…。
今回のこの『アメリカン・スナイパー』でクリス・カイルを演じたブラッドリー・クーパーがマジでクリス・カイルに激似です(´・ω・`)
パット見て正直どっちがどっちなのか分かりません(><)
というかここまでやりきったブラッドリー・クーパーの情熱がマジでヤバすぎます!!
ブラッドリー・クーパーの演技がとにかく神がかってる件
正直この映画【アメリカン・スナイパー】を見るまで僕はブラッドリー・クーパーのことを全然知りませんでした(´・ω・`)
クリス・カイルを演じるために姿までそっくりにさせて来たブラッドリー・クーパーの情熱にもビックリですが、何よりも印象的だったのがブラッドリー・クーパーの演技です。
- 妻に愛される夫
- 子どもたちの父親
- 尊敬される一人の兵士
様々な顔を持つクリス・カイルですが、アメリカン・スナイパーの前半・中盤・後半で全部”表情”が違います。
マジで別人かと思っちゃうくらい…。
戦地から戻る度に段々と顔つきが変わっていくブラッドリー・クーパーの演技がマジで神がかってます!
本当にクリス・カイルになりきる為に想像もできないような努力をしたんだと思います…。
それを見るだけでもアメリカン・スナイパーは大いに見る価値ありです!!
何度も言いますが、アメリカン・スナイパーはマジで超おすすめ映画なのでまだ見たことがないというひとはGEOでもNetflixでもAmaonビデオでも何でも良いので見てみてください!
絶対に後悔させない超おすすめ映画です!!
というか見ないほうが公開します!!!!!
あとがき(ネタバレ?注意)
クリスは自身の経験を元に戦地から帰国し、PTSD(心的外傷)を負った退役軍人を支援する活動を行っていました。
PTSDで苦しむ退役軍人と共に射撃場に行き、実際に銃を発砲させることで少しずつ心を開かせるということをしていました。
しかし、悲劇は起きます…。
この映画『アメリカン・スナイパー』の脚本が完成した週の土曜日にクリス・カイルは元海軍兵のエディー・レイ・ルースに殺害されました。
エディー・レイ・ルースもまたイラク戦争から帰還後、PTSDに悩んでいた退役軍人のひとりでした。
ルースは戦地から戻ったあと突然パニックに襲われるようになり、次第に酒やドラッグに溺れるようになっていってしまいました。
そんなエディーを見ていられず、エディーの母は『伝説のスナイパー【クリス・カイル】がPTSDに苦しむ退役した軍人を支援する活動をしている』という話を聞き、すぐにクリスに連絡を取り息子を助けて欲しいとお願いしました。
ある日、カイルはイラク戦争の帰還兵である自身の友人、そしてエディーと共に射撃場に向かいました。
そして、そこで事件が起きました。
エディーは射撃場にて、手にした銃でクリス・カイルを含む2名を射殺してしまいました。
その後クリス・カイルの車で逃走し、警察と激しいカーチェイスを繰り広げた末に逮捕されたようです。
事件の一週間後、クリス・カイルの妻『タヤ』から映画【アメリカン・スナイパー】の制作陣に『制作を続けて欲しい』との連絡があったようです。
その理由は『クリスのまだ幼い子どもたちに父親”クリス・カイル”の記憶を残したい』というものからでした…。
そして、2015年2月24日にクリス・カイルを含む2名を殺害した容疑でエディー・レイ・ルースは終身刑を受けました。
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の見どころ
クリント・イーストウッドが映画【アメリカン・スナイパー】に込めたメッセージ
ブラッドリー・クーパーの神がかった演技
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の監督や出演俳優について
映画タイトル
アメリカン・スナイパー(American Sniper)
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の製作国
- アメリカ
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)のジャンル
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)のキャッチコピー
米国史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親。
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)を一言で例えるなら
戦争で影響を受けない人はいない。いつか心を蝕まれる。
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の公開年
2015年
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の監督
- クリント・イーストウッド
映画アメリカン・スナイパー(American Sniper)の主要キャスト
- ブラッドリー・クーパー(クリス・カイル)
- シエナ・ミラー(タヤ・カイル)
- マックス・チャールズ(コルトン・カイル)
- ルーク・グライムス(マーク・リー)
- カイル・ガルナー(ゴート=ウィンストン)
- ジェイク・マクドーマン(ライアン・ビグルス・ジョブ)
- コリー・ハードリクト(ダンドリッジ)
- エリック・ラディーン(スクワール)
- レイ・ガイエゴス(トニー)
- ケヴィン・ラーチ(ドーバー)
- ベン・リード(ウェイン・カイル)
- エリース・ロバートソン(デビー・カイル)
- キーア・オドネル(ジェフ・カイル)
- マーネット・パターソン(サラ)
- サミー・シーク(ムスタファ)
- ミド・ハマダ(虐殺者)
アメリカン・スナイパー(American Sniper)を閲覧できる動画サービス
- Netflix
- Prime Video
- hulu
- U-NEXT